ChatGPT

ChatGPTの利用ガイド(第9回)

はじめに

ChatGPTでは、プロンプトの入力に「音声」が利用できます。通常の「音声入力」では、回答はドキュメント形式で表示されますが、「音声会話(Advanced Voice Mode)」を利用すると、回答が音声で読み上げられます。この記事では、その概要と利用方法について解説します。

概要:「音声機能」とは?

「音声機能」とは、ChatGPTのプロンプトに対して端末のマイク機能から音声を利用して入力を行える機能を言います。

音声機能を活用することで、プロンプト入力の手間を大幅に削減できます。さらに、回答の形式に応じて「音声入力」と「音声会話」を使い分けることが可能です。ドキュメントとして記録を残したい場合は「音声入力」、聞いて確認したい場合は「音声会話」を選ぶとよいでしょう。

たとえば、一人でじっくりと内容を確認したい、周囲に聞かれたくない、あるいは音声が聞き取りにくい状況では「音声入力」が適しています。一方、大勢で共有したい場合や、目を使わずに確認したい場合には「音声会話」が便利です。

音声入力と音声会話の特長

  • 音声入力:マイクを使ってプロンプトを音声で入力・回答はテキスト形式で表示・手が離せないときや入力が面倒なときに便利
  • 音声会話:双方向の会話形式でChatGPTとやり取り・ChatGPTが音声で回答を読み上げ・スマートスピーカーのような自然な会話体験が可能

使い方のステップ

音声入力の使い方

ステップ1

  • マイクアイコンをタップ(アプリ版またはブラウザ対応)

ステップ2

  • 話しかけるように質問や指示を入力

ステップ3

  • ChatGPTが通常のテキスト形式で回答

音声会話の使い方(Advanced Voice Mode)

ステップ1

  • 「音声会話モード」を有効にする(設定から切り替え)

ステップ2

  • 話しかけるように質問や指示を入力

ステップ3

  • ChatGPTが音声で応答し、会話が続けられる

活用例

  • 作業中のメモ取り:手が離せないときに音声入力でアイデアを記録
  • 勉強や学習補助:耳で聞きながら学びたいときに音声会話を活用
  • 移動中の情報収集:通勤・通学中に聞くだけで知識を得られる
  • 高齢者や視覚障がいのある方の補助:読み上げ機能によるアクセシビリティ向上

注意点

  • 静かな環境で使用する:ノイズがあると音声認識精度が下がることがあります
  • プライバシーに配慮する:音声会話は周囲に内容が聞こえるため、場所に注意
  • ネット接続が必要:音声機能はインターネット環境下での利用が前提です
  • 一部機能はモバイルアプリ限定:音声会話モードは現在一部のプラットフォームでのみ対応

第9回のおわりに

音声入力と音声会話は、ChatGPTをより便利に、柔軟に活用するための重要な機能です。入力の手間を減らしたり、音声でより自然な会話を楽しんだりと、使い分け次第で多様なシーンに対応できます。

注意:ChatGPTの情報は必ずしも正確とは限りません。重要な判断は自分で確認・調査することが大切です。

楽しく、安全に、ChatGPTライフを始めましょう!

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クリックすると動画が流れます。音声に注意してください。
Geminiで映像生成、SunoAIで楽曲生成、ChatGPTで作詞

今回は以上になります。

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