03-Java

Javaの開発環境を構築する手順(Eclipseのインストール)| 現役エンジニア&プログラミングスクール講師

目標

(Windowsに)Java用のEclipse(IDE:統合開発環境)をインストールする。

Eclipseの概要

Eclipseはコンピュータープログラミングで利用される統合開発環境です。特にJavaでの開発に利用されます。(Eclipseには、C、C++、C#、Python、Ruby、PHPなどのIDEもあります。)Java用のEclipseではJDK(Java Development Kit)、エディタ機能、デバック機能、入力保管機能などが備えてられています。

前回はOracleのJDKダウンロードサイトからJDKをダウンロードしてインストールまで行いました。

JDKをインストールしただけの環境では、ファイルを実行するまでに、javacコマンドでコンパイルを行い、javaコマンドで実行を行う必要がありました。

Eclipseでは、「コンパイル+実行」をボタンひとつで行えます。

環境構築も比較的簡単であり、その他、Eclipseベースで作成されたAndroidアプリ製作用のものやWEB開発用のものが存在します。使い方に慣れておくと、様々な開発に応用できます

Eclipseのインストール

Eclipseのインストールには「MergeDoc Project」のEclipseダウンロードページからダウンロードして端末でインストールを行います。日本語化にはPleiadesというプラグインが必要となります。 日本語化も行えるダウンロードのパッケージとして「Pleiades All in One ダウンロード」があるので、こちらからダウンロードするのがお勧めです。

MergeDoc Projectのページへアクセス

MergeDoc Projectのページへアクセスします。

MergeDoc Projectへのリンク:https://mergedoc.osdn.jp/

「旧バージョン」をクリックすると過去のバージョンが表示されます。

Eclipseのダウンロード

最新(記事執筆時)のバージョンをインストールしていきます。「最新版」をクリックします。

OSと言語の選択画面が表示されます。「Java」の「Full Edition」をクリックします。

ポップアップがブロックされた場合はアドレスバー右に赤いバツ印が付いたアイコンが出てくるのでそちらをクリックして、表示されたポップアップ内のファイル名をクリックします。

ダウンロードが始まります。

ダウウンロードファイルの展開

ダウウンロードされたファイルを展開します。

ダウンロードしたファイルを右クリックして「管理者として実行」をクリックします。

マイクロソフトからの確認画面が表示されます。「インストールする」をクリックします。

「この不明な発行元からのプログラムがデバイスに変更を加えることを許可をしますか」と表示されるので「はい」をクリックします。

「c:\pleiades\2022-03」となっているのでそのまま解凍をクリックします。もし2022-03フォルダーがいらなければ「c:\pleiades」と変更をします。また、Cやその他の言語のEclipseのインストールを考えている場合は「c:\java」などに名前を変更する事をお勧めします。

インストールが終了すると「Cドライブ」直下に「pleiades」というフォルダーが作成されています。

「Cドライブ」>「pleiades」>「2022-03」>「eclipse」とフォルダーを遷移して「eclipse.exe」ファイルがあることを確認します。

デスクトップにショートカットを作成

デスクトップにeclipse.exeのショートカットを作成します。デスクトップ上の何もない箇所で右クリックして「新規作成」>「ショートカット」を選択します。

項目の場所を選択します。「参照」をクリックします。

先ほど確認した「eclipse.exe」を選択して「OK」をクリックします。

パスを確認して「次へ」をクリックします。

ファイル名を確認して「完了」をクリックします。

デスクトップにショートカットが作成されます。

ワークスペースの作成

 開発を行う場合は任意の「フォルダー」を作成して、そのフォルダーをワークスペース(開発用の場所)としてEclipseで開きます。ここではデスクトップにワークスペース用のフォルダーを作成しています。

デスクトップに新規のフォルダーを作成して、今回は名前を「sample」とします。

デスクトップの何もないところで右クリック>「新規作成」>「フォルダー」をクリック

名前の変更を行い「sample」フォルダーを作成

Eclipseの起動

eclipse.exeのショートカットをダブルクリックします。

Eclipseのクリーンアップが始まります。

ワークスペースの選択画面が表示されます。「参照」をクリックします。

「デスクトップ」>「sample」>「フォルダーの選択」をクリックします。

パスを確認したら「起動」をクリックします。

Eclipseが起動します。

次の画面が表示されたら成功です。

デスクトップに作成した「sample」フォルダを確認すると中にフォルダ(Eclipseのプログラム)が作成されているのが確認できます。

以上でEclipseのインストールと起動の記事を終了します。この後はパースペクティブなどの設定があります。

今回の記事は以上です。

ブックマークのすすめ

「ほわほわぶろぐ」を常に検索するのが面倒だという方はブックマークが便利です。ブックマークの設定は別記事にて掲載しています。

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