お知らせ
こちらの記事は、電子書籍「難しく考えないExcel VBA基礎学習編」として出版されました。記事は途中までが試し読みの対象となります。
howahowablogのVBA記事が電子書籍にて販売となりました。
目標
VBAの論理演算子について理解し利用できる
演算子には算術演算子・比較演算子・論理演算子・代入演算子・連結演算子があります。この記事では制御構文で複数の条件を用いるときに利用される論理演算子ついて記載しています。
論理演算子の概要と利用方法
論理演算子とは
論理演算子は複数の条件の成立関係(複数のTrueとFalse)から組み合せによる総合的な判定(最終的なTrue/False)を行うための演算子です。例えば条件が3つ存在していて「その3つに当てはまる」とか「いずれか1つでも当てはまる」のような判定をしてくれます。
条件に用いられる「論理演算子」
ここは押さえよう
よく利用される論理演算子としては以下の3つ
- Or演算子…条件のいずれかに当てはまる場合は「真」
- And演算子…全ての条件に当てはまる場合のみ「真」
- Not演算子…条件の否定が「真」
演算子 Or (論理和)
条件のいずれかが成立していれば結果は成立となります。
条件1 | 条件2 | 得られる結果 |
不成立 | 不成立 | 不成立 |
成立 | 不成立 | 成立 |
不成立 | 成立 | 成立 |
成立 | 成立 | 成立 |
例:X >= 5 Or Y >= 5 であれば、XかYのいずれかが5以上の場合が「真」
演算子 And (論理積)
条件のいずれも成立している場合に結果は成立となります。
条件1 | 条件2 | 得られる結果 |
不成立 | 不成立 | 不成立 |
成立 | 不成立 | 不成立 |
不成立 | 成立 | 不成立 |
成立 | 成立 | 成立 |
例:X >= 5 And Y >= 5 であれば、Xが5以上でYも5以上の場合が「真」
演算子 Not (否定)
条件の成立と不成立を反転させた結果となります。
条件1 | 得られる結果 |
不成立 | 成立 |
成立 | 不成立 |
例:Not X =5 であれば、Xが5でなければ「真」
余力があれば押さえよう
Xor演算子…条件のいずれか一方のみが当てはまる場合は「真」(両方が真の場合は「偽」となります。)
Eqv演算子…二つの条件の結果が同じ場合は「真」
Imp演算子…一つ目の条件が当てはまらない、もしくは二つ目の条件が当てはまる場合は「真」
この記事の試し読みはここまでとなります。
演算子 Xor (排他的論理和)
…
演算子 Eqv (論理等価)
…
演算子 Imp (論理包含)
…
論理演算子を利用した条件を書いてみる(利用方法)
…
…
…
今回は以上となります。
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