バージョン管理(Part1~Part.11)【Git編】の記事はAmazon kindle Unlimited(電子書籍)での販売となります。howahowablog.comではPart.5/10/11のみ試し読み可能となります。
バージョン管理(Part12~Part.21)【GitHub編(前編)】の記事はAmazon kindle Unlimited(電子書籍)での販売となります。howahowablog.comではPart.15/19のみ試し読み可能となります。
バージョン管理(Part21~Part.30)【GitHub編(後編)】の記事はAmazon kindle Unlimited(電子書籍)での販売となります。howahowablog.comではPart.24/30のみ試し読み可能となります。
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目標
ブランチの設計と運用の注意点を理解する。
「mainブランチ (masterブランチ)」・「developブランチ」について理解する。
「featureブランチ」・「releaseブランチ」・「hotfixブランチ」について理解する。
ブランチの設計と運用の注意点
ブランチの設計と運用の注意点
Gitはローカル環境にリポジトリを作成して、それらを柔軟に切り替えて開発ができるツールです。ただし、共同開発を行う場合、その運用方法は粒度だったり、手法だったりをある程度、統一する必要があります。
git-flowのメインブランチとサポートブランチ
git-flowのメインブランチとサポートブランチ
「git-flow」を用いたブランチの運用では「メインブランチ」と「サポートブランチ」と呼ばれるブランチを準備して開発を行います。
- メインブランチ…削除はしない保管用のブランチです。このブランチでは開発は行わず、サポートブランチで出来上がったものをマージしていきます。
- サポートブランチ…メインブランチから派生させた開発・バグ修正で利用するブランチです。マージ後は削除します。
git-flowでのメインブランチ
mainブランチ (masterブランチ)
常に安定版のソフトウェア(プログラム)が存在するブランチです。開発途中のブランチをマージすることはありません。(安定版に相当しますが、バグなどが紛れていることも十分にあります。)
developブランチ
マイナーアップデートが終わている安定版のソフトウェアが存在するブランチです。こちらも開発途中のブランチをマージすることはありません。このブランチの派生元はmainブランチとなります。(このブランチも安定版に相当しますが、バグなどが紛れていることも十分にあります。)
git-flowでのサポートブランチ
featureブランチ
新機能を開発する時に利用するブランチです。設計書にない突発的な開発はこのブランチでは行いません。このブランチは「developブランチ」からの派生でマージも「developブランチ」へ行います。マージ終了後は「featureブランチ」は削除します。
releaseブランチ
「featureブランチ」で開発が終わってマージ作業の終了した「developブランチ」からの派生です。ここ以降でリリースに向けたバグ修正やリリースのためのバージョン番号のアップデートなどを行います。作業終了後は「mainブランチ」と「developブランチ」の両方にマージして「releaseブランチ」は削除します。
hotfixブランチ
稼働中のシステムにバグが存在した場合に、そのバグの修正などを行うためのブランチです。現在稼働中のシステムなのでメインブランチから派生させます。作業終了後は「mainブランチ」と「developブランチ」の両方にマージして「releaseブランチ」は削除します。
今回は以上になります。
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