01-VBA

制御構文|Excel VBA (Part.8)【For Each In Next】

お知らせ

こちらの記事は、電子書籍「難しく考えないExcel VBA基礎学習編」として出版されました。記事は途中までが試し読みの対象となります。

howahowablogのVBA記事が電子書籍にて販売となりました。

目標

For Each文を理解して利用できる

For Eachステートメントの概要と利用方法

For Eachステートメントとは

For Each ステートメントは指定した配列やコレクションの各要素を順番に取り出し、処理に利用する場合に利用します。

コレクションとは配列のように沢山の値を(順番をつけて)まとめたものです。※配列は厳密にはコレクションとは異なります。For Eachでは配列や複数のワークシート、複数のセルなど、指定したオブジェクトをひとつずつ取り出して処理に利用することができます。

For Eachステートメントの利用方法

Rangeを利用する場合

要素を取り込むための変数をRangeオブジェクトとして宣言

サンプルプロシージャ1

Sub DayPrint()

Dim DayNum As Range
Dim i As Integer
i = 1
For Each DayNum In Range("A1:A31")
    DayNum = i & "日"
    i = i + 1
Next DayNum

End Sub

実行結果

この記事の試し読みはここまでとなります。

Worksheetを利用する場合

サンプルプロシージャ2

実行結果

配列を利用する場合(Array関数を利用するパターン)

実行結果

配列を利用する場合(配列の各要素に値を代入するパターン)

実行結果

サンプルプロシージャ3

実行結果

For Each ステートメントの処理を途中で止める方法

Exit Forを利用する

今回は以上となります。

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