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目次
目標
「データ構造」について理解する。
（pythonの）「辞書」について概要を理解する。
（pythonの）「辞書」について特徴を理解する。
「データ構造」の概要
「データ構造」とは
「データ構造」とは、0個以上の複数のデータを扱いやすく形式化したもので、pythonには「リスト」「タプル」「辞書」「集合」などがあります。
下の表はWikipediaより引用しています。
（出典）https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E6%A7%8B%E9%80%A0
例えば、「スタック」だと複数のデータは積み上げられるようなイメージで保管されます。積み上げられるように保管されるので、最初に保管されたデータを取り出す場合は、後から追加されたデータも全て取り除いて取り出す必要があります。
このように、格納の方法と操作のルールがデータ構造には存在します。
（pythonの）「辞書」の概要
（pythonの）「辞書」とは
（pythonの）「辞書」は、各要素が、「キー（key）」と「値（value）」のペアで構成されるdict型のオブジェクトです。「辞書」の要素数は0個以上の任意の数を持ちます。
（pythonの）「辞書」のイメージ
辞書の要素には順番がありません。要素はキー（key）を利用して取得します。
「辞書」の表現方法
プログラムで「辞書」を表現する場合は「 {}（辞書表記演算子） 」を利用します。
（pythonの）「辞書」の特徴
（pythonの）「タプル」には次の特徴があります。
- 値（value）は変更可能です（ミュータブル）。
- キー（key）は変更不可です（イミュータブル）。
- キー（key）は一意で重複しない。
- 要素にはキー（key）を利用してアクセスできる。
- キー（key）にはイミュータブルな型であれば文字列以外（整数型・浮動小数点数型・タプル型など）も利用可能。
- 要素数は任意で、辞書作成後も追加、削除が可能。
- 要素には順番がなく、「キー」と「値」を対応付けしたマッピング型のオブジェクト。
- 要素は順番を持たないが、sorted関数を利用して並び替えが可能。
- 要素は空「 {} 」でもよい。（論理値はFalseとなる。）
- ビュー利用して辞書の中身を確認できる。
- 内包表記による生成が可能。
- 「辞書」はイテラブルオブジェクトのひとつ。
今回は以上になります。
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