
目標
- 実装した返金処理機能を実行して稼働を確認する
- 返金を日計と月次に反映させる(日計)
返金処理機能
返金処理機能の実行
ここでは、前回。前々回で作成した返金処理機能を実行し稼働確認を行います。Flaskアプリケーションを起動してログイン画面から管理者権限でログインします。
注文側で会計予定に変更処理を行って、会計処理を行います。伝票詳細側で次のように設定します。

この時点で左上に「合計金額」「返金金額」「最終金額」が表示され、現在返金のない状態で割引き後の金額と消費税額のトータルが間違いなく表示されています。
現金に「10140」、キャッシュレスに「5000」を入力して会計を終了します。ステータスが会計済み(Paid)となるので表示が次のように変わります。

一覧表の左上にある「返金処理」ボタンをクリックします。返金処理を行うページが表示されます。

りんごジュース、パインジュース、コーラの返金ボタンをクリックします。この時、指定する個数は注文個数を越えて入力できなくなっています。

返金処理を行うと注意喚起のためのアラートが表示されます。「OK」をクリックします。

3つの返金処理を行った後の画面です。表示されている其々の個数や額に間違いないことが確認できます。

続けて、「ビール」を3つ分返金、「ハイボール」を7つ分返金、「酎ハイ」を1つ分返金とします。ここでも返金分の個数に合わせて合計額、消費税額が間違いなく表示されるのを確認できます。

伝票の左上には次のように処理後の最終金額が確認できます。

続けて、さらに返金処理を行います。りんごジュースで返金ボタンをクリックします。この時、注文個数を越えての返金処理の為、次の画面に移動して処理が行われないようになっています。

ここまでの処理をGitでコミットしておきます。
$ git status
$ git add .
$ git status
$ git commit –no-verify
コミットメッセージは次の通りです。
Add: 返金処理機能の実装(20250422)
返金処理機能を実装しています。このアプリケーションでの返金操作は各商品ごとに個数を指定して処理できるように実装しています。

COMMIT_EDITMSGを上書き保存して閉じます。
続けて、日計表への返金処理の関連付けを行います。ここでも、これまでと同様に、feature-receiptブランチで作業を行います。
apps/balanceapp/app.py
apps/balanceapp/app.pyに次の編集を加えます。
ルート:daily_balance
追加

今回は以上になります。

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