目次
目標
Functionプロシージャを理解して利用できる
Functionプロシージャの概要と利用方法
Functionプロシージャの概要
Functionプロシージャとは
Functionプロシージャは他のプロシージャに呼び出されて実行されるプログラムです。Subプロシージャもサブルーチンとして呼び出して実行できますが、Functionプロシージャの特徴は戻り値（処理が動いた後に生成された値を返す機能）を利用できることです。FunctionプロシージャはVBAプログラムとして動かす以外にワークシート関数としても利用ができます。
Functionプロシージャの利用方法
Functionプロシージャの構文
Functionプロシージャの特徴は戻り値が利用できることです。戻り値はFunctionプロシージャの「関数名」を関数内に設置することで利用できます。
Function 関数名（引数1,引数2,引数3…）
処理
処理
処理
関数名 = 値（処理の結果）
End Function
| Subプロシージャ | Functionプロシージャ | |
| マクロの登録 | 〇 | × |
| 他プロシージャからの呼び出し | 〇 | 〇 |
| 引数の利用 | 〇 | 〇 |
| 戻り値の利用 | × | 〇 |
| ワークシート関数として利用 | × | 〇 |
Functionプロシージャの作成（サンプルプロシージャ）
Option Explicit
'--------------------------------------------------------------------------------------------
Sub CallFunction()
Dim bottom As Integer
Dim height As Integer
bottom = InputBox("底辺の長さを入力してください", "三角形の面積を求めます")
height = InputBox("高さを入力してください", "三角形の面積を求めます")
MsgBox areaOfTriangle(bottom, height)
End Sub
'--------------------------------------------------------------------------------------------
Function areaOfTriangle(ByVal bottom As Integer, ByVal height As Integer)
areaOfTriangle = bottom * height / 2
End Function
'--------------------------------------------------------------------------------------------
実行結果
CallFunctionプロシージャを動かすと次のように実行されます。
ユーザー定義関数としてのFunctionプロシージャ呼び出し
ユーザー定義関数としての呼び出し方法と実行結果
Functionプロシージャの記述を完了するとワークシート関数のひとつとしてユーザー定義関数で呼び出すことができます。以下は呼び出し方と実行結果です。
今回は以上となります。
初心者も実践で通用！「VBA・VBS」おすすめ書籍５選 | 現役エンジニア&プログラミングスクール講師「VBA・VBS」初心者の方が実践業務の中でそれらを活用しt活躍できるために必要な知識を習得できる書籍を紹介しています。ページの下部には「おすすめのITスクール情報」「おすすめ求人サイト」について情報を掲載中。...
ブックマークのすすめ
「ほわほわぶろぐ」を常に検索するのが面倒だという方はブックマークをお勧めします。ブックマークの設定は別記事にて掲載しています。
「お気に入り」の登録・削除方法【Google Chrome / Microsoft Edge】| 現役エンジニア&プログラミングスクール講師「お気に入り」の登録・削除方法【Google Chrome / Microsoft Edge】について解説している記事です。削除方法も掲載しています。...
【パソコン選び】失敗しないための重要ポイント | 現役エンジニア&プログラミングスクール講師【パソコン選び】失敗しないための重要ポイントについての記事です。パソコンのタイプと購入時に検討すべき点・家電量販店で見かけるCPUの見方・購入者が必要とするメモリ容量・HDDとSSDについて・ディスプレイの種類・バッテリーの持ち時間や保証・Officeソフト・ウィルス対策ソフトについて書いています。...
