目標
(pythonの)「リスト」について組み込み関数を利用して操作する。
(pythonの)「リスト」の操作方法
(pythonの)「リスト」の操作方法(組み込み関数)
(pythonの)「リスト」は組み込み関数を使って操作することが可能です。具体的には要素の数を調べたり、最大値や最小値を確認できます。
この記事で扱う組み込み関数を赤枠で網かけしています。青は既に扱った内容で、緑も実際の操作はしていませんが、記事で取り上げた内容です。
「len関数」を利用した要素数の確認
「len関数」を利用するとオブジェクトの要素数を調べることができます。これはリストだけでなく、文字列やタプル、辞書など、他のオブジェクトにも利用できます。
画像引用元:https://docs.python.org/ja/3.11/library/functions.html#len
利用方法:len(シーケンスかコレクション)
利用例:len([ 1,2,3,4,5 ])
print('len([ 1, 2, 3, 4, 5 ])----->', len([ 1, 2, 3, 4, 5 ]))
実行結果:要素の数として「5」が返っています。
len関数の引数には変数を利用することもできます。
list_num = [ 1, 2, 3, 4, 5 ]
print('len(list_num)----->', len(list_num))
# len関数を利用してリストを生成し、変数と紐づけています。
# range関数はrangeオブジェクトを生成する組み込み関数です。
# range(5)とすると0から4までの要素を持つrangeオブジェクトrange(0, 5)を生成します。
list_num_from_range = list(range(5))
print('len(list_num_from_range)----->', len(list_num_from_range))
実行結果:要素の数として、いづれも「5」が返っています。
range関数については次の通りです。
画像引用元:https://docs.python.org/ja/3.11/library/functions.html#range
「max関数」を利用した要素の最大値の確認
「max関数」を利用するとオブジェクト内の要素の最大値を調べることができます。
画像引用元:https://docs.python.org/ja/3.11/library/functions.html#max
list_num = [ 6, 3, 10, 8, 5 ]
print('list_num内の最大の要素の値----->', max(list_num))
実行結果
「min関数」を利用した要素の最小値の確認
「min関数」を利用するとオブジェクト内の要素の最小値を調べることができます。
画像引用元:https://docs.python.org/ja/3.11/library/functions.html#min
list_num = [ 6, 3, 10, 8, 5 ]
print('list_num内の最大の要素の値----->', min(list_num))
実行結果
「sum関数」を利用した要素の合計
「sum関数」を利用すると要素の合計を調べることができます。但し、要素は全て数値である必要があります。
画像引用元:https://docs.python.org/ja/3.11/library/functions.html#sum
list_num = [ 6, 3, 10, 8, 5 ]
print('list_num内の要素の合計----->', sum(list_num))
実行結果
「reversed関数」を利用した要素の反転
「reversed関数」を利用するとオブジェクト内の要素を反転させた、別の新しいオブジェクトを作成することができます。
list_num = [ 6, 3, 10, 8, 5 ]
reversed_list_num = list(reversed(list_num))
print('list_numの要素を反転----->', reversed_list_num)
実行結果
今回は以上になります。
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