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初心者も実践で通用!「VBA・VBS」おすすめ書籍5選 | 現役エンジニア&プログラミングスクール講師

Excel VBA まとめExcelVBAのまとめ記事です。VBAの始め方から、オブジェクトや変数、制御構文などプロシージャのサンプルを作成して解説しています。まとめページの下部には「おすすめの学習書籍」「おすすめのITスクール情報」「おすすめ求人サイト」について情報を掲載中。...

この記事を参考にしてほしい方

  1. ExcelVBAを学びたい方
  2. ExcelVBAを仕事に取り入れたい方
  3. 煩雑な事務処理を自動化したい方
  4. 単純作業を自動化して時間を有効活用したい方
  5. VBA・VBSを利用して副業を考えている方

VBA・VBSは自分の仕事を楽にする

最近ではExcel の関数やピポットテーブルを利用して面倒な事務作業などを自動化することは当たり前のようになってきました。これも「自分の時間を作ること」につながる努力のひとつだと思います。

そして、それを更に進化させるのはやはりVBA・VBSだと思います。「自分で出来る仕事の自動化」で最も身近な手段で、ゴールにたどり着きやすい選択肢だと言えます。なので、VBA、VBSを学ばれたい方は「これが自分の仕事を楽にする」「仕事の幅が広がる」と期待をもって、プログラムを書いてみてほしいと思います。

これまで単純な事務処理に何十分、何時間と取られ、お昼休憩が少なくなったり、退社時間が遅くなったり、趣味の時間や子供との時間を削ってきたという方は多いのではないでようか。それらを改善する為にも自動化で出来ることがあるなら、やっていきたい。

自分で出来る「自動化」

自分で出来る自動化としては「Power Automate Desktop」「powershell」「python」などいろいろな手段がありますが、アプリケーションとして「Excel」が一般的に多く用いられることを踏まえると「Excel VBA での自動化」を選ばない手はないです。

Excelで行う作業は「時間を取られ、生産性が少ない」ことが多いですが、ExcelにはVBAという素晴らしい機能が備わっていることもあり、Excelの自動化を行いたい方は大変多くいらっしゃいます。

ここでは、「VBA」そして、文法が同じでWindows上で機能する「VBScript」について参考となる書籍を記事にしています。

「自動化ツール」や「VBA・VBScript」を自分で活用できればオリジナルの自動システムを作ることができます。作業ミスもなくなるうえに、過度のプレッシャーも感じずに済みます。

VBA・VBSを学ぶメリット・デメリット

VBA・VBSを学ぶメリットは沢山あります。リストにしてみると、

  • 業務の時間短縮を行える
  • 自分の時間を作ることができる
  • プログラミングができると組織で必要とされる
  • 副業としてVBAを取り入れたシステム作成を扱える
  • 副業で高単価なものは十万円以上のものもある

などがあげられます。

VBA・VBSを学ぶデメリットとしては

  • 書籍代がかかる
  • 学習時間の確保

などです。

いずれにしても、学ぶメリットは多くあると言えるでしょう。

初心者がVBA・VBSを書籍で学ぶメリット・デメリット

初心者がVBA・VBSを書籍で学ぶメリットをリストにしてみると、

  • 自分のペースを保てる
  • 分からないところは何度も復習できる
  • スクールよりも低価格で学べる
  • 開発環境を整える敷居が低い(Excel・開発タブを準備すると始められる)

などがあげられます。

VBA・VBSを書籍で学ぶデメリットとしては

  • 日々の学習時間の確保・管理が難しい
  • 書籍の種類が多く、自分に合った書籍を見つけづらい
  • 書籍のレベルが自分にあっているか分からない

などです。

書籍選びについてはどんなプログラミング学習でも慎重に行うべき行動といえます。

自分の時間を作ることで、たくさんのチャンスが舞い込みます。簡単な自動化ツールなら少しの学習で作れるます。

「プログラミング言語」や「様々ツール」はプログラマーだけのもではありません。はじめは不格好なプログラムでもシステムを作ることを頑張ってみる価値はあると思います。

おすすめ図書

ここからは、実際におすすめできるVBA・VBSの書籍として5冊を紹介していきます。

おすすめ第1位

FOM出版の「よくわかるシリーズ」の「マクロ/VBA」編です。こちらをお勧めする理由は「誤植がない」ことです。テキスト全体を通して間違いなく動くプログラムで作り上げられています。この誤植がないことはプログラミング学習として大きなメリットと言えます。

その他にもVBE(開発環境)の操作方法が画面キャプチャで追えることから、操作に躓きにくい作りとなっています。何度も繰り返すことで、基本の知識を抑えることができる名著です。

おすすめ第2位

FOM出版の「よくわかるシリーズ」の「プログラミング実践」編です。こちらをお勧めする理由も「誤植がない」ことです。タイトルに「プログラミング実践」とあるように内容は「マクロ/VBA」編を発展させた応用的内容になっています。

難易度としては高くなりますが、この水準のスキルを習得することで柔軟なシステム開発が可能となります。

おすすめ第3位

「FOMの「マクロ/VBA」編」と「「プログラミング実践」編」を読みつぶしたらチャレンジしていただきたい一冊。宙ぶらりんになっている知識を固めてくれる内容で、クラスモジュールやAccessとの連携などより発展的な内容を学べる内容になっています。

この書籍で、より深いVBAの理解を得ることが出来ます。

おすすめ第4位

おすすめ第3位で紹介した「入門レベルでは決して足りない実務に必須のスキルとは ExcelVBA 実戦のための技術」を執筆された「沢内 晴彦さん」の書籍です。本屋で立ち読みをしていて、いい本だなぁと思っていたら同じ執筆者で驚きました。

こちらは初心者の方へのおすすめではなく、ある程度VBAに触れたことがある方向けの内容になっています。FOM出版の内容を終えて、「入門レベルでは決して足りない実務に必須のスキルとは ExcelVBA 実戦のための技術」を終えた方にお勧めする一冊です。

おすすめ第5位

おすすめ第5位には「VBScript」の書籍をご紹介します。VBを利用する時にできる自動化はなにもExcelに限ったことではなく、OSの上からでも行えます。Windows上で動作するスクリプトとしてVBScriptとJScriptの二つが掲載されていて、さらにタスクスケジューラと組み合わせた自動ツール作成も本書の内容に組み込まれています。自動化をより幅広く行いたい方にお勧めしたい一冊となっています。

お知らせ

個人的にはお勧めの第1位とした電子書式化されたhowahowablogのVBAシリーズです。幅広いプログラムの知識をイラストを用いて解説しています。

howahowablogのVBA記事が電子書籍にて販売となりました。

howahowablogのVBAシステム作成パートがは電子書籍にて販売となりました。

電子書籍「難しく考えない Excel VBA システム制作」が「note」からも販売となりました。

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本サイト「howahowablog」の「Git&GitHub編」の記事が電子書籍となりました。

バージョン管理(Part1~Part.11)【Git編】の記事は電子書籍での販売となります。howahowablog.comではPart.5/10/11のみ試し読み可能となります。

バージョン管理(Part12~Part.21)【GitHub編(前編)】の記事は電子書籍での販売となります。howahowablog.comではPart.15/19のみ試し読み可能となります。

バージョン管理(Part21~Part.30)【GitHub編(後編)】の記事は電子書籍での販売となります。howahowablog.comではPart.24/30のみ試し読み可能となります。

筆者

私は現在、様々なITスクールで講師をしています。講師業務では「プログラミング」「フレームワークを使用したWeb開発」「ネットワーク機器の設定」「サーバー構築」「Excel、Word、PowerPoint、VBA」など受け持っています。沢山の受講生を受け持って感じた基本の大切さをコンテンツの源にしています。

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