01-VBA

Excel VBA の 配列(動的配列)

お知らせ

こちらの記事は、電子書籍「難しく考えないExcel VBA基礎学習編」として出版されました。記事は途中までが試し読みの対象となります。

howahowablogのVBA記事が電子書籍にて販売となりました。

目標

配列(動的配列)を理解して利用できる

配列の概要と利用方法

配列とは

配列とは複数の値を順番に保管することのできるデータ構造です。保管されるひとつひとつのデータの型は共通となります。

動的配列とは

配列には保管できる値の個数を「後から変えられないもの」と「後からでも変えられるもの」があります。このうち保管できる個数を後から変更できないものを静的配列といい、後から変更できるものを動的配列といいます。静的配列か動的配列かは宣言の仕方によって決まります。

配列の利用方法

配列の利用に重要なステートメント、キーワード、関数

Dimステートメント
ReDimステートメント
Preserveキーワード
Array関数
Variant型
LBound関数
UBound関数
Eraseステートメント

動的配列の利用方法(1)

前の記事で紹介した配列は箱の個数を変更できない静的配列でした。これに対して箱の個数を後からでも変更ができる動的配列についてみていきます。動的配列の宣言は次のようになります。

構文

‘最初の宣言時に箱の個数を指定しません。
Dim 配列変数名() As データ型
‘再宣言のステートメントReDimを利用して個数を指定します。
ReDim 配列変数名(4)

宣言
Dim 配列変数名() As String
ReDim 配列変数名(3)

代入方法
配列変数名(0) = “ひとつめの値”
配列変数名(1) = “ふたつめの値”
配列変数名(2) = “みっつめの値”
配列変数名(3) = “よっつめの値”

更に再宣言
ReDim 配列変数名(4)
再代入
※箱の個数を変更すると、これまで入力した値は失われます。
配列変数名(0) = “ひとつめの値”
配列変数名(1) = “ふたつめの値”
配列変数名(2) = “みっつめの値”
配列変数名(3) = “よっつめの値”
配列変数名(4) = “いつつめの値”

例文

この記事の試し読みはここまでとなります。

その他の配列の宣言方法

配列で利用する関数

今回は以上となります。

howahowablogのVBA記事が電子書籍にて販売となりました。

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