05-Python

Python(Part.1)| Pythonの概要とインストール(Windows11)

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目標

「Pythonの概要」について理解する。
「Windows11へのPythonのインストール方法」について理解して行える。

Pythonの概要

Pythonの概要

Pythonとは

「python」は1990年代から存在するプログラミング言語です。「python」には次のような特徴があります。

  1. オープンソースで配布されている。(無料で利用できます。)
  2. ソースが公開されている。(プログラム自体を調べることが可能)
  3. ライブラリが豊富で幅広い分野で利用される。
    • 機械学習
    • ディープラーニング
    • データ分析
    • Web開発
  4. Windows、Mac、LinuxOSを問わず利用できる。
  5. 様々なプログラミングパラダイムに対応している。

「プログラミングパラダイム」とはプログラミングの考え方(概念)です。
プログラミングパラダイムには「手続き型プログラミング」「オブジェクト指向プログラミング」「関数型プログラミング」などがあります。

pythonは現在、「pythonソフトウェア財団」によって開発・サポートされています。

この記事では実際に、「pythonソフトウェア財団」のサイトページからpythonをインストールしていきます。

Pythonのインストール手順(Windows11)

Pythonのインストール手順(Windows11)

Pythonのインストール手順(Windows11)

Pythonのインストール状況確認

「python」が既にインストールされているかを確認します。コマンドプロンプトを立ち上げて「python -V」と入力します。コマンドプロンプトの起動方法が分からない場合は次の記事を参考にしてください。

Windows11|コマンドプロンプトの起動方法 | 現役エンジニア&プログラミングスクール講師Windows11|コマンドプロンプトの起動方法について記事にしています。起動方法としてタスクバーの「検索」ボックスから「コマンドプロンプト」を検索する方法と、タスクバーの非表示時に便利なファイル検索ボックスからの起動方法について取り上げています。...

「python」がインストールされていなければ次のように表示されます。

「python」がインストールされていると「Pythonのバージョン」が表示されます。

pythonは複数のバージョンをインストールすることが可能です。その場合は利用時にバージョンを指定することができます。

Windowsアーキテクチャの確認

環境にあったpythonのインストールを行うためにWindowsのアーキテクチャの確認を行います。PCのアーキテクチャが64bitであれば64bitのpythonをダウンロードし、32bitであれば32bitのpythonをダウンロードします。

Windows11では64bitのpythonでほぼ間違いありませんが、アーキテクチャの確認方法は知っておいて損はないので、この記事ではこちらの操作も併せて行っています。

PCの64bit、32bitに関してはWindowsのスタートメニュー>ユーザーアイコン>アカウント設定の変更>システム>バージョン情報で確認できます。

タスクバーにある「スタートメニュー」をクリックします。

「アカウント名」をクリックします。この記事では「ほわほわ」です。

表示されるメニューから「アカウント設定の変更」をクリックします。

アカウント設定の画面が表示されたら左メニューから「システム」を選択します。

システムの設定項目から「バージョン情報」をクリックします。

「デバイスの仕様」から「システムの種類」を確認します。「64ビットオペレーティングシステム、x64ベースプロセッサ」が確認できます。

Pythonのダウンロード

「Pythonのインストール」を行うにはまず「pythonのダウンロード」を行う必要があります。pythonのダウンロードはpythonソフトウェア財団のページから行います。pythonソフトウェア財団のページはこちら(https://www.python.org/)になります。

URLへアクセスすると下のキャプチャのように表示されます。 


「Download」をマウスホバーすると「Windows」とかかれたプルダウンメニューが表示されます。「Windows」をクリックします。

「Windows」をクリックするとpythonのダウンロードファイルのリストが表示されます。インストールには安定板(Stable Releases)の列から「Windows installer(64bit)」を選択して行います。(この記事では「python3.11.3のWindows installer(64bit)」をダウンロードしています。

バージョン番号は3つのセグメントに分かれています。

左:メジャーバージョン
中央:マイナーバージョン
右:ビルドバージョン(パッチバージョン)

この内、左と中央が同じものは右(ビルドバージョン)が違っても同じバージョンのものとして扱えます。中央(マイナーバージョン)が違うと同じ3系でも違うpythonとなります。

※この記事では「3.11.3」をインストールしましたが、バージョンについては希望のものを選択してください。

リンクをクリックするとダウンロードが行われます。

ダウンロードされたファイルを開きます。

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれます。「はい」をクリックすると下のキャプチャのようなインストール準備のポップアップが表示されます。

「Add python.exe to PATH」にチェックを入れます。ここにチェックを入れるとpythonがインストールされるディレクトリが環境変数のPATHに登録されます。これによってインストールされたディレクトリ以外でもpythonの利用が可能になります。基本的にはチェックを入れると考えて問題ありません。

「Add python.exe to PATH」にチェックを入れたら「Install Now」をクリックします。

インストールが終了すると次の表示になります。「Close」をクリックします。

インストールの状況を確認します。コマンドプロンプトを再度開き直して「python -V」と入力します。バ―ションが表示されていれば成功です。

実行できるか確認してみたいと思います。コマンドプロンプトで「python」と入力します。プロンプトの表示が「>>>」と変わります。

「>>>」と表示され「python」を実行できるモードに切り替わりました。
これは「python」を実行できるシェルで「インタラクティブシェル」「python console」と呼びます。この「インタラクティブシェル」は一行のpythonプログラムを入力するごとに、次の入力を求められるため、対話式の実行モード「インタラクティブモード」と呼ばれます。

「1+1」と入力してみます。pythonが動いて「2」と返って次の入力が求められます(新しく「>>>」と表示される)。python consoleから抜ける場合は「exit()」と入力します。

pythonのインストールとインストールの確認はこれで終了です。

今回は以上になります。

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