01-VBA

Excel VBA の「Worksheetsプロパティ」と「Sheetsプロパティ」の違いと「Excelの持つシートの種類」

お知らせ

こちらの記事は、電子書籍「難しく考えないExcel VBA基礎学習編」として出版されました。記事は途中までが試し読みの対象となります。

howahowablogのVBA記事が電子書籍にて販売となりました。

目標

「Worksheetsプロパティ」と「Sheets プロパティ」の違いを理解して利用できる

ExcelVBAではプロパティを知るとかなり多くの処理を自動で行わせることができます。加えて、VBAのプログラミング学習では変数や制御構造を学ぶ前にいろいろな設定を経験すると制御構造や様々なデータ構造の学習に入ったときに、オブジェクトやプロパティについて悩まなくてもよくなるので学習効率が良くなります。

ExcelVBAでよく使う「9つのプロパティ」

プロパティ(アルファベット順)
ActiveSheet
ActiveCell
Cells
End
Offset
Range
Sheets ※今回の記事で扱うプロパティです。
Value
Worksheets ※今回の記事で扱うプロパティです。

WorksheetsプロパティとSheets プロパティの概要

Worksheetsプロパティとは

WorksheetsプロパティとはWorksheetsオブジェクトを取得するプロパティです。
Worksheetsプロパティはワークシート限定で取得できます。

Sheets プロパティとは

SheetsプロパティはSheetsオブジェクトを取得するプロパティです。
Sheets プロパティは様々な種類のシートを取得できます。

Excelのシートの種類

Excelのシートの種類

Excelのシートの種類

Excelで利用されるシートの種類には次のようなものがあります。

  1. ワークシート
  2. グラフシート
  3. マクロシート
  4. ダイアログシート

Excelで「シート」はこれら全てを指します。このうち、Worksheetsプロパティではワークシートのみを扱うことができ、Sheetsプロパティでは全ての種類のシートを扱うことができます。

「ワークシート」と「グラフシート」以外を操作することは稀です。

「シートの挿入」から利用できるシートを確認できます。※画面キャプチャ(下)

この記事の試し読みはここまでとなります。

ワークシート

グラフシート

マクロシート

ダイアログシート

WorksheetsプロパティとSheets プロパティの利用方法

Worksheetsプロパティで操作できるシートを確認する

サンプルプロシージャ1

実行結果

Sheetsプロパティで操作できるシートを確認する

サンプルプロシージャ2

実行結果

今回は以上となります。

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